小樽のかまぼこ製造販売の大手として知られる株式会社かま栄本社・工場前広場で、海の神様に感謝して「第20回かま栄海神祭」が、6月24日(土)と25日(日)の2日間の日程で行われている。
同会場では、演歌ショーや北海道ただひとりの女流切り紙師による切り紙ショー、小樽太鼓衆「鼓響」の演奏、チャンプカー展示などが行われている。揚げかまぼこやお茶の無料サービスコーナーを設置し、生ビールを100円で特別サービスするなど、集まった観光客や市民で賑わっていた。
「小樽で商売をしているので、一般のお客さんや市民の方に感謝の気持ちを込めて、毎年2日間で行っています。ぜひ楽しんでいってもらいたい」(佐藤元彦取締役本部長)と、客の応対に追われていた。
絶好の快晴となった会場には、力強い太鼓の音が響き渡り、多くの観光客や市民の足を止めていた。市内の伊藤吉彦(53)さんは「天気も良いし最高です。こんなに人が集まるってことは、地元の人に愛されているってことですね。かまぼこはおいしいし、なんたって100円ビールが最高。明日も来たいですね」とご満悦だった。
海神祭では、今年初めてチャンプカーの展示も行っており、車に乗車して記念撮影も出来るため、「ぜひたくさんの人にみてもらいたい」と関係者は話していた。