小樽港と運河の風を受けて!おたる運河ロードレース大会! 


 祝津岬から平磯岬までの小樽の観光ポイント周辺を駆け抜ける「第18回おたる運河ロードレース大会」が、6月18日(日)9:00スタートした。
 この日、雲が低く垂れ込め、時折、雲の切れ間からの陽が射し始め、スタート時の小樽運河の温度計は20℃と、絶好のマラソン日和となった。色内公園をスタートに、ハーフ(21.0975km)、10km、5km、2.5kmの各種目に、小学3年生以上の老若男女約1,500人が参加した。
 この大会は小樽市・市教育委員会の主催。小樽港開港90周年を記念し、「歴史とロマンを駆け抜ける」をキャッチフレーズに発足し18回目を迎える。今年はボランテアが約30名も参加、給水や交通整理に精を出し、大会運営の裏方として支えていた。
 開会式では、大会長である山田勝麿小樽市長が、「今年は79歳の最高齢者や家族連れの方も参加しております。日頃の健脚を十分に発揮し、まずは完走することを目指してがんばって下さい。そして存分に小樽を満喫してもらいたい」と挨拶した。
 競技は、9:00のハーフマラソンからスタートし、各種目が5分刻みで順次スタート。参加者は赤や黄色、青のウェアで、スタート地点である色内ふ頭公園を駆け抜けていった。愛媛県や広島県などの遠方からの参加者も多く、小樽港や運河を眺めながら走り、心地良い汗を流していた。
 しかしランナーたちは、小樽運河などの交差点では信号待ちを強いられ、参加者から不評をかっており、大会運営の問題点を浮かび上がらせてもいた。
 完走者全員の記録は、http://i-sam.co.jp/