小樽市内三大祭りのひとつ水天宮例大祭が、6月14日(水)から始まった。
小樽三大祭りは、水天宮と龍宮神社、住吉神社の例大祭をいう。このうち、水天宮例大祭は、三大祭りのトップを切って、例年、6月14・15・16日の3日間に行われている。
「水天宮さん」の夏祭りとして、小樽市民に親しまれており、かつては露店が多数出店し賑わいを見せていた。最近では露店の数も減少し、花銀通りまでの区間に出店している。たこ焼きやフランクフルト・カキ氷などの露店が並び、浴衣を着た花園小の子供たちは、「おいしいものがたくさんあるの。すごくおいしい。いっぱい食べちゃったよ」と、下駄の音を鳴らしながら祭りを楽しんでいた。
「小樽を飲み尽くせ」と「花銀ビアガーデン」が、花銀通りと水天宮の境内に設置され、大勢のビール飲みたちで賑わいを見せていた。小樽ビールの会のメンバーも集まっており、千葉浩幸さん(45)は、「3杯飲みましたよ。楽しいしおいしいし最高です」と顔を赤らめ、大きなビアグラスでビールを飲んでいた。
周辺商店街は、この例大祭に合わせ「水天市」を開催している。「水天市」は、花銀通りでワゴンセールやステージショーなど、花銀ビアガーデンも設置され祭りを盛り上げる。サンモール一番街商店街では、はずれなしのラッキービンゴ大会などの「お祭りバザール」を開催している。