小樽市指定無形民俗文化財の高島越後盆踊りが、6月4日(日)12:00から、祝津3にある小樽貴賓館(旧青山別邸)の庭園で華麗に披露された。
小樽貴賓館では、5月27日(土)から6月11日(日)まで、「第1回牡丹まつり」を行っており、イベントのひとつとして、高島越後盆踊りが5月28日(日)と6月4日(日)の2日で4回披露された。
高島越後盆踊りの5月28日(日)は、あいにくの天候となり、館内での披露となった。快晴となった6月4日(日)は、咲き始めた牡丹を前に高島越後盆踊りが華麗に披露され、生の唄と太鼓や笛の音に合わせて、花編笠で千鳥の絵が描かれた浴衣姿の踊り手が、手足を優雅に動かし踊る様は、見学者たちの目を奪っていた。
「牡丹まつり」は、牡丹の咲く時期に合わせての開催だったが、今冬の大雪で、関係者の思いも届かず300株の牡丹はまだ満開となっていない。しかし、高島越後盆踊りや庭園を見学していた市内の女性は、「すばらしいですね。本当に良かったです。牡丹が残念だけれど、見事な踊りっぷりでした」と感激していた。
同館の河原成夫取締役総支配人は、「天候ばかりはどうしようも出来ないからね。牡丹はまだ満開にならず残念だけど仕方がない。でも今日は天気が良かったし、庭園での高島越後盆踊りすばらしかったでしょ。来週には牡丹は満開になっているかな」と庭園を見つめていた。
「牡丹まつり」は6月11日(日)まで。
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