オシャレなドレスやオリジナルのコスチュームでドレスアップしたスタイルで集まる「小樽kawaiiティーパーティー2015」が、9月27日(日)13:00から、小樽運河プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで華やかに開かれた。
フリルやリボンをあしらった華やかなドレスで、全身着飾ったロリィタさんやゴシックロリィタさん、王子などファンションスタイル愛好家の男女71名が集結。ファンションコンテストやお茶会、プロカメラマンによる撮影会などが盛り込まれたパーティーを堪能した。
小樽kawaiiティーパーティー実行委員会(小樽市観光振興室内)が主催し、ミス小樽の菅真奈美さんと眞田夏奈衣さんが実行委員長を務めた。KERA SHOP Mariaが協賛し、カワイイ北海道ツーリズム推進協議会が企画運営した。
同パーティーは、小樽のノスタルジックな町並みとリボンやフリルをあしらった可愛らしいドレスのロリィタファッションが似合うことから、同ファッションを着飾る愛好家らをターゲットに、小樽の魅力を発信し観光を推進しようと、2013(平成25)年6月に初開催し、10月には札幌・小樽を2泊3日で旅する「ロリカワモニターツアー」を開催。
2014(平成26)年6月にも開催し、全国各地から90名が参加。スペシャルゲスト木村優さんのトークショーなどロリイタさんが喜ぶ企画を用意した。同年10月には、「小樽・函館モニターツアー」を2泊3日で開き、小樽では、天狗山に集結し夜景を堪能。参加者からの評判も良くリピーターも多く、継続して開かれている。
受付を済ませたロリィタさんらが、続々と会場に集まり、明るく華やかな雰囲気でパーティーが始まった。
はじめに、あらかじめエントリーした27名によるファッションコンテストが開かれ、着飾ったロリィタさんらが、自慢のファンションを披露し、kawaiiさをアピールした。
それぞれに個性豊かなドレスで登場してランウェイすると、大きな拍手が沸き起こっていた。会場の参加者による投票で、票数を集めた上位5位を発表し、その中からベストドレッサー賞を決定。ベストドレッサー賞の集計が終わるまで、会場や中庭では会話や撮影を楽しみ、ロリィタさんで華やいだ雰囲気に包まれた。
集計の結果、札幌在住のロリィタファンション愛好家・グリゼルダさんが選ばれた。大正ロマンをモチーフに、着物にロングスカートとコルセットを合わせ、その下にブラウスを着て洋風をイメージしたコスチュームがとても似合い、多くの票を集めた。
グリゼルダさんは、「子どもの頃からフリルやレースが好きで、雑誌でロリィタファンションを楽しむ人を見て始めた。小樽はロリィタさんが集まるにはとても良く、イベントを通じて、色々な方と知り合え楽しい」と話した。
アラビアンプリンセスをイメージした札幌在住のさしゃさんは、ロリィタ歴約6年。毎年参加していて、毎回違うテーマの衣装で楽しんでいる。「ロリィタさんが一同に集まる機会となり、他の人のドレスを見るのが楽しみとなり参考にしている。付け方や着方など勉強になり、小物は手作りもしている。今日の髪飾りは友達に作ってもらったもの。全身思いっきり着飾った方がカワイイ」と話した。
同パーティーの定番、ル・キャトリエムの特製スイーツでお茶会が開かれた。今回もロリイタさんが喜ぶ、可愛らしく一口で食べられるようティラミスやプリンをカップで、ブルーベリーやラズベリーのタルトなど10種類が提供された。
お楽しみのひとつである抽選会では、水族館ペア券やオルゴール、ル・キャトリエムのスペシャルランチ券やヴィブラントホテルツイン宿泊券、人力車乗車券や中央バス1日乗車券と天狗山ロープウエイ乗車券のセットなどの景品が用意され、当選番号が読み上げられる度に、歓声が沸き起こった。
一行は、運河プラザを後にして、ホテルノルドの中庭で記念撮影し、市内の名所での撮影に繰り出した。プロカメラマン(スタジオフォト濱田剛代表と恭輔氏)による市内数カ所のポイントで撮影会が開かれた。
ヴィブラントホテル前では、濱田代表が待機し、歴史的な建造物をバックにロリィタさんらが思い思いのポーズを決め撮影。行き交う観光客らの注目を集めていた。
◎カワイイ北海道ツーリズム推進協議会
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