2015 CAN-ART フェスティバルが、9月19日(土)から21日(月)の3日間の日程で、小樽運河プラザ(色内2)3番庫を会場に開かれている。
「癒しの空間へようこそ」をテーマに、14日から作業を開始し、のべ50名ほどが参加して、リサイクルのペットボトル400本を使ってクラゲ70体を制作展示、来場者の注目を集めた。
主催する北海製罐株式会社(本社:東京)は、「身近なところから楽しく広げよう!空き容器を捨てない町づくり!」をスローガンに、スチール缶やアルミ缶、ペットボトルなどの空き容器のポイ捨てをなくし、分別排出・収集・リサイクルの大切さをアピールする環境活動の一環として、1993年にグループ会社とともに、社員・家族の環境運動としてスタート。今年で23回目を迎え、小樽での開催は20回目となった。
会場には、小樽消費者協会や北海道ガス、北海道電力など11団体が参加し、各団体の環境への取り組みや活動などをパネルで紹介。資料やPRグッズを配布している。
小樽市環境部では、小型家電リサイクルの回収ボックを会場に設置し、縦30cm・横30cmの投入口から入る家電等(パソコン・携帯など)を無料で回収しPRに努めた。
小樽消費者協会では、活動内容をパネルで紹介するとともに、ゴミの分別に関する問題など消費者力テストを実施した。
他にも、空き瓶からカレットやカレットからガラス瓶ができる工程を紹介したり、それぞれのブースで、ゲームを交え楽しみながらリサイクルや環境について考える催しとなっている。
同実行委員会・佐藤文哉代表は「身近なとろこから広げようと、空き容器を捨てない町づくりから始め、リサイクル推進協議会等が集まりアピールしている。小樽で年に1度開催され、リサイクル作品を展示し、ゆっくりご覧いただきたい。どうすればリサイクルできるか、この機会に知ってもらいたい」と話した。
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