大型連休最終日の5月7日(日)、小樽市内は快晴に恵まれ、11:00の気温15.2℃、湿度37%と、北海道らしいさわやかな天候が広がった。
快晴に誘われ、市内の公園にも人が繰り出し始めた。市内幸にある長橋なえぼ公園にも家族連れがバーベキューを楽しむなど、ようやく本格的な春の到来で、野外も賑わい始めた。
園内には春の宝石と呼ばれ本格的な春の到来を告げる花々が、例年より一週間遅れで一斉に咲き始め、園内を散策する市民の足を止めていた。
ミズバショウ、ザゼンソウの花が終わった園内には、カタクリ、キバナノアマナ、エゾエンゴサク、キクザキイチゲ、スイセンなど春の花々が林の中や川沿いで、可憐な花を見せている。白や黄色、紫、青など色取り取りの春の花が一面に広がっている。園内にある林の中には、カタクリが群落となって見事な風景を見せている。
GW中に次々と開花した花々が、北国小樽の長い冬のシーズンから春へと一足飛びの季節の転換を告げている。
園内では、家族連れが多く、子供達は芝生の上を走り回ったり、シャボン玉で遊んだりしていた。 幸町在住の安宅裕登(5)くんと妃奈(1)ちゃんは 「天気がいいからシャボン玉しにきたの。GWが今日で終わりだけど、明日から幼稚園があるから楽しみ」と遊んでいた。
13日(土)10:00からは、同園の野鳥観察会が今シーズン初開催。野鳥の会の会員を講師に迎え、バードウォッチングなども行われる予定。
GW過ぎると例年より開花が遅れている桜の開花が始まり、小樽もようやく暖かい季節を迎え、山菜取りやハイキングなど野外散策の絶好のシーズンとなる。