第90回あしなが学生募金 街頭募金呼びかける


 第90回あしなが学生募金は、全国約200拠点で実施され、北海道を除く46都道府県では、すでに終了した。
0509ashinaga2.jpg 気候を考慮して5月に入り、北海道での活動が始まる中、小樽では、5月9日(土)10:00から、ウイングベイ小樽(築港11)小樽築港駅直結2階入口と、同5番街1階ネイチャーチャンバーの2ヶ所で、あしなが学生募金小樽地区事務局員と双葉・桜陽・明峰高校の学生ボランティアの協力を得て、街頭募金を呼びかけた。
 あしなが学生募金は、1970年、秋田大学の学生の呼びかけで交通遺児支援から始まり、その後、支援の輪を広げ、学生ボランティアが原動力となり、45年間に渡り、遺児を支援するための募金活動を、毎年春と秋に実施している。事務局のメンバーの多くは「あしなが育英会」から奨学金を借りて進学できた遺児学生で、全国約200ヶ所で活動が行われている。
 昨年度の第89回での募金は、1億1,366万4,997円となり、累計では、約106億6千万円にも及ぶ。北海道では、札幌・旭川・函館・北見・小樽の5つの市で実施し、約470万円が集まり、全額を遺児学生の奨学金支援としてあしなが育成会へ寄付している。
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 小樽では、9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)の4日間10:00から18:00まで実施し、約70名の学生ボランティアの協力のもと、45万円を目標としている。
 初日の9日(土)は、小樽拠点責任者の大沼祐亮君(千歳化学技術大学3年)をはじめ、同事務局3名、双葉高校奉仕活動部5名、桜陽・明峰高校の学生が、7名ずつ2ヶ所に分かれて街頭に立ち、買い物客に募金を呼びかけた。
 大沼君は、「母子家庭や病気や災害などで親を亡くした子ども達の奨学金を集めている。この活動を後世に伝え、多くの方にこの活動を理解してもらいたい」と協力を呼びかけた。
 あしなが育英会HP
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