アイアンホース号の車掌・機関士 こども体験会

 小樽市総合博物館(手宮1)本館にある、人気蒸気機関車・アイアンホース号の車掌や機関士体験会が、5月5日(月)のこどもの日に開かれ、大勢の乗客で賑わった。
0505ironhorse1.jpg 毎年開かれているイベントで、アイアンホース号の4回の運行時に、こども用の車掌や機関士の衣装を着て、出発の合図や機関室に同乗して、憧れの車掌・機関士体験ができるとあって、大勢のこども達が集まった。
 小学生以下を対象に、希望者は、運行の30分前から中央駅で受付し、20分前に抽選を行った。11:30の出発便には12名の応募があった。
0505ironhorse3.jpg 車掌には、中田れんと君(3)が、機関士には、田中ののかちゃん(3)が選ばれた。簡単な説明を受け、れんと君は、ホームで乗客の安全を確認し、出発の合図を担当。ののかちゃんは、機関室に乗車し、機関士から説明を受け、窓から満面の笑顔を見せた。
 れんと君の合図で、アイアンホースは、大勢の乗客を乗せて中央駅を出発。手宮駅では、方向転換を見守り、400mの乗車を楽しんだ。中央駅では、ふたり並んで乗客を見送り、体験会は終了。れんと君は「楽しかった!」と話し、ののかちゃんは「また乗りたい!」と、共に笑顔で答えた。
0505ironhorse2.jpg GW期間中は、4便の他、11:00に臨時便を運行し対応。1日約1,000人の乗客がアイアンホース号の乗車を楽しんでいる。北海学園大学の学生2名が実習で訪れ、様々な対応に追われていた。
 構内の線路を利用して、小樽保線区OB会・線路搗き固め音頭保存会(黒田隆会長)会員3名による、軌道自転車(鉄道線路上を走行する車両)乗車体験会を、3日〜5日の11:00から15:30まで実施した。1台に6名まで乗車することができ、順番を待つ列ができた。初日の3日は243人が、4日は142人が軌道自転車の乗り心地を体験した。
 なお、アイアンホース号は、整備点検のため、8日(金)・11日(月)・18日(月)・25日(月)を運休する。
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