小樽市立西陵中学校(富岡2・名取俊晴校長)は、4月30日(木)の5・6時間目を利用して、校区内の清掃活動を実施。通学路などに落ちているゴミや空き缶などを袋いっぱいに拾い集めた。
全校生徒199名と職員19名、西陵中学校応援隊(学校支援ボランティア)3名、警察署員2名が参加。地域貢献を重視し、ゴミ拾いを通じて、マナーの重要さ・エコの大切さを理解することを目的とし、毎年春の恒例行事となっている。
午前中は、全校生徒が体育館に集合し、清掃活動の意義や目的などについてのプレゼンテーションが行われ、午後からの清掃活動への理解を深めた。
火バサミやゴミ袋を持参した生徒達は、各学年ごとに7つのコースに分かれて、13:45に学校グランドを出発。それぞれのコースの清掃活動に励んだ。
同校の校区は広く、警察署・美術館・運河・観光船乗り場までのコースや市街地を通るコースなど、雪解け後の小路には、様々なゴミが見つかり拾い集めた。
1年2組は、稲穂小学校周辺も清掃活動のコースで、小学生の下校時間に遭遇し、車に気をつけるよう声をかけていた。先頭で、積極的にゴミを拾い集めた瀧波健斗君は、「清掃活動に参加して、金網や空き缶が捨てられていて、どうして捨てる人がいるだろうと思った。みんなで協力して町が綺麗になり、とても良いことだと思う」と話した。
清掃活動は、14:40頃まで行われ、集められたゴミは、小樽市が回収する。