油彩・水彩などの具象画や抽象画がずらりとならぶ 「ウエーブ13人展」が、4月25日(火)から30日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)の市民ギャラリーで開かれいている。30代から40代のアーティスト13人が集まり 「小樽に芸術の新しい波を起こす」と、作品55点を展示している。
同展は、1988(昭和63)年に、競作の場を希う13人の自由な個展の集合体として開催された。メンバーの固定化を行わず、毎年開かれてきた。今年からグループ名を「WAVE(ウエーブ)」として生まれ変わった。自由な自己表現を基とするグループ形態はそのままで、会場となった市民ギャラリーは、個性的な作品が調和された独特な空間に包まれている。
作品は、油彩や水彩・パステルなどを使った具象や抽象、彫刻、エッチングなどの55点。札幌や東京などで活躍する売れっ子アーティストも参加しており、会場に飾られた作品のレベルは高い。
ナカムラアリさんはハートをテーマに 「銀の透かし彫りのロケットペンダントから発想して、ひっかかるリズムから、からんだ心や生きていく気持ちが表したかった」作品を展示している。
「ウエーブ13人展」は、、4月25日(火)から30日(日)10:00~18:00(最終日は17:00)まで。入場無料