新たな起業をより多く実現させるために、小樽市と市内金融機関や小樽商工会議所が連携し、小樽創業サポート支援事業を、平成27年新年度から発足させた。
創業希望者に、計画や融資などの対応を促進し、情報やノウハウを共有し、きめ細かい支援を行い、地域の事業所を増加させ、地域の活性化を図ることを目的としている。
その発足会議が、4月9日(木)14:30から、小樽経済センター(稲穂2)3階会議室で開かれた。構成団体の小樽信用金庫など、市内6つの金融機関や北海道信用保証協会・小樽市・小樽商工会議所から16名が出席した。
小樽商工会議所の山本秀明会頭は、冒頭挨拶で、人口減少や事業所数が減少している現状に触れ、「創業者が必要な情報や相談を行う仕組みを、小樽市や金融機関・商工会議所が連携して進めたい。商工会議所を窓口として事業を起こしたい場合は、まず、商工会議所で相談するよう周知し、事業がスムーズにスタートできるようにサポートしていきたい」とした。
概要について、小樽商工会議所が創業希望者等の相談窓口となり、創業計画策定の段階から関与し、計画書・資金計画書の作成方法や開業に対する手続き等を支援する。
小樽市は、経営についてのセミナーを開催し、助成制度の活用を検討する。市内金融機関は、融資相談や認定支援機関として国・道の施策を検討し、実行に関わる支援を実施。北海道信用保証協会は、北海道の融資制度の積極的な推進や貸付保証の相談や指導を行う。
創業予定者が窓口となる商工会議所で相談し、小樽市や市内金融機関等が連携して支援を行う。今後、必要に応じて、月1度もしくは2ヶ月1度会議を開き、情報の交換を行う予定。
◎創業支援サポート連携事業