子ども達の感性光る! 創作オルゴール展


originalorgel1.jpg 小樽オルゴール堂(住吉町4)本館2階特設会場で、第15回小樽創作オルゴール展が、3月1日(日)から29日(日)までの日程で始まった。主催は小樽創作オルゴール展実行委員会。
 同館・特設会場に、小樽・石狩・余市の小学1年生から6年生までの78作品を、低学年の部と高学年の部に分けて展示。今回は、特別参加として幼稚園児の作品1点も展示している。どれも個性豊かな力作で、来館者は、足を止めて見入っていた。
 作品展に先駆け、昨年の12月13日と20日に説明会を開催し、オルゴールの基本となるメカやネジ、回転盤を提供。作品の規定は、縦・横・高さ、それぞれ30cm以内で、持ち運びできるもの。素材などは自由。子ども達の独創性を生かし、個性豊かなオリジナルオルゴール作品を募集した。
originalorgel2.jpg 今年度のテーマは”わたしのお気に入り”。参加者は、テーマに沿って想像を膨らませ、自慢のオルゴールを完成させた。
 
 中でも、人気キャラクターを使った作品や、折り紙でペンギンを作ってオルゴールの音に合わせて回るよう工夫した作品、アーチ型の虹や家族で出かけた神威岬の景色を表現したり、手が混んだものや丁寧に作られた作品が多い。高学年では、動物と音楽が好きで紙粘土で合唱団を作ったり、ビーズを散りばめたメリーゴーランドなど、見ていて楽しくなる作品ばかり。
 3月15日(日)まで会場内に投票箱が設置され、来館者に気に入った作品の投票を募り、実行委員6名と投票数で審査。最優秀賞・優秀賞・小樽市長賞を2作品ずつ、佳作20作品を決定する。結果は、22日(日)に発表され、最優秀賞作品2点は、1年間、同館で展示される。

 同実行委員会は、「オルゴールは、普段あまり作る機会がないと思うが、子ども達の創作オルゴールを多くの人々に見てもらいたい。自分の作品が会場に展示され喜んでいると思う」と話した。
 小樽創作オルゴール展
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