4月26日(日)投開票の小樽市長戦まで残り少なくなる中、2月15日(日)11:00から、森井秀明後援会事務所(花園4・旧ごとう靴店)で、再選を目指す現職市長を相手に立候補する森井秀明氏(42)の事務所開きが行われ、約100人の支援者が集まった。
森井氏は、「相乗り市長はいらない!カジノもいらない」とし、安全で安心な街づくり、子育て支援と高齢者対策の充実、中心市街地の整備開発と空家対策、小樽の教育改革、街が元気になる経済対策を実行することを公約に掲げた。
これにより、4月19日(日)告示・26日(日)投開票で行われる次期小樽市長選は、既に事務所開きと公約発表をした現職の中松市長と新人との一騎打ちの態勢が整い、深い雪の中、実質的な市長選へと火蓋が切って落とされた。
事務所開きで、森井ひであき後援会・荒木和廣幹事長は、立候補予定者現職市長について、カジノ誘致を白紙にした一貫性の無さを批判しながら、「森井氏は、12年間の中で、ひとつもブレたことがなく一生懸命邁進している。正々堂々と戦っている」と強調し、4年前のパーティー事件を指摘し、「再び同じ候補を立てることはあってはならない」と非難した。
引き続き、決意表明の中で森井氏は、「市政に対して嫌気を差した人々が、小樽を離れ人口減少を引き起こしている。この状態を変え、明るい未来をとり戻すためにも、絶対に負けることはできない」と訴え、「カジノにお金をかけず、子ども達の学力体力を向上するために、幼少教育から力を注ぎ、環境を整え、カジノはいらない。もっと子ども達のために働きたい」と訴えた。
また、日頃、街頭に立つ森井氏は、除排雪に対しての不公平な状況や、除雪出動規制など、行政に対しての憤りを顕にした。事務所開きという事で、一切質問には答えることはなかった。
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