市民を悩ます雪を、小樽の新たな観光コンテンツと捉える「第2回国際スポーツ雪かき選手権」が、来(平成27)年2月21日(土)、小樽港第3号埠頭多目的広場を会場に開かれる。
今(平成26)年1月25日・26日に第1回目が開かれ、13ヵ国から外国人8チーム・32名と、日本人チームを合わせ19チーム・76名が参加した。雪かき選手権大会やスノーマンコンテスト、ボランティア除雪と、雪に親しむ盛り沢山のイベントで賑わった。
小樽商工会議所青年部によって組織された同実行委員会(佐藤慶一会長)が主催し、一般社団法人日本スポーツ雪かき連盟の公認で、昨年の2日間から、第2回目は1日間(9:00〜18:00)で集中して行われる。
観光振興による交流人口拡大を目的とし、小樽雪あかりの路や札幌雪まつりが終わった後の閑散期に、同イベントを開催し、冬季間全般に通じる観光を実現させる目標を持って開かれる。
第1回目に参加した32名の外国人を、さらに2、3倍に増やして集客し、せっかく訪れた観客にも楽しんでもらおうと、小樽のグルメブースやちびっこ雪遊び広場(滑り台)など設ける。
海外チームには、海外メディアに向けた広報活動や、旅行会社、倶知安滞在の外国人、留学生などにも声をかけ、参加を募る。午前中に予定している除雪ボランテアは、通学路や高齢者住宅など、小樽市と相談して決める。
同公式ホームページに、大会の内容や雪かきルールなどを掲載。申し込みシートから、参加者の募集を開始している。 男女・年齢・国籍問わず、4人1チームで応募。参加費1人3,000円(懇親会費含む)。
当日は、8:30受付開始。9:00開会式・9:30~12:00ボランティア除雪・13:00~14:30雪かき競技・14:45~15:45雪だるまコンテスト・15:45~16:00閉会式・16:00~18:00国際交流懇親会。なお、大会当日の通訳ボランティアも募集している。
荒木博昭副実行委員長は、「会場の外国人が雪を楽しんでスポーツしている様子を、ぜひ応援しに来てもらいたい。飲食ブースでは、小樽らしさを提供したい」と話した。
問合せ:0134-22-1177 国際スポーツ雪かき選手権実行委員会(事務局)
◎国際スポーツ雪かき選手権 in 小樽HP
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