余暇に絵画を!第53回小樽チャーチル会展2006!


chirchil.jpg 小樽市立美術館(色内1)で、水彩や油彩画が並ぶ「第53回小樽チャーチル会展2006」が、4月5日(水)から9日(日)まで開かれている。
 小樽チャーチル会は、仕事の他に、余暇を大事にして絵を描いていた、イギリス戦時内閣(1940~1945)のウィンストン・チャーチル首相に倣って作られたという。1年に1回開かれる展覧会で、50から80代までの会員がそれぞれの作品を発表し、励まし合うことを目的としている。
 第53回の展覧会では、会員20名と講師1名の作品約70点が飾られている。「雪が積もった運河に魅せられて」と題された「雪の運河」や、昨年亡くなった会員の中澤嘉男さんの遺作3点などの水彩や油彩画が並ぶ。
 「雪の運河」を描いた岩崎正さんは、「絵を描くことが生活の糧になっているんだ」、会員の向川昭吉(78)さんは、「毎年楽しみ。若い方から年配の方まで人生を楽しむ手段としている」と、飾られた作品について互いに品評していた。
 「第53回小樽チャーチル会展2006」は、4月5日(水)から9日(日)10:00~17:00(最終日~16:00)。