第47回衆議院議員総選挙が、12月2日(火)に公示され、小樽・後志・札幌手稲区の道4区に、自民・民主・共産の3氏が立候補を届け出て、選挙戦の真っ最中だ。
政治に興味や関心を深めてもらおうと、一般社団法人小樽青年会議所が運営協力し「合同個人演説会」が、12月8日(月)19:00から20:00まで、小樽経済センタービル(稲穂2)7階大ホールで開かれた。
道4区では、民主党・鉢呂吉雄(66)、自民党・中村裕之(53)、共産党・酒井隆裕(40)の3氏が立候補しているが、鉢呂氏は欠席し、中村氏と酒井氏の2名が出席する演説会となったが、有権者120名が参加し、立候補者のの重点政策等について耳を傾けた。
日本青年会議所北海道地区協議会「たくましい国」日本創造室・森禎樹室長がコーディネイターを務め、2人の候補者は、自己紹介や立候補の動機、争点について述べ、増税・財政政策・地方創生・インフラ整備・エネルギー政策について思いを語った。
カジノ誘致に関して、中村氏は前向きに取り組みたいと述べたが、酒井氏は断じて反対すると述べ強い意思を示した。
重点政策について
中村氏は、「道4区は、魅力ある地域で、農業・漁業などを含めた産業と観光とを結びつけながら、4区の価値を高めていきたい。ネットワークとしての高速道路の整備などを進め、過疎地において、救急医療の問題があり、心臓・脳に急性の疾患があった場合に、小樽の病院へスムーズに救急車で搬送するためには、高速道路のフルジャンクション化が絶対に必要なことである。当初の計画通り、フルジャンクションを実現させたい。そうしたことが、救急のみならず、観光や産業の連携に繋がると思う。北海道4区は、世界に誇る地域だと思う。精一杯努力したい」と述べた。
酒井氏は、「くらしと平和を守るために5つの転換を訴えている。1つ目に、消費税の増税を先送りではなくきっぱりストップさせ、2つ目はアベノミクスについて、大企業応援から国民のくらしを応援する政治へ転換する。3つ目は原発ゼロの日本を目指し、4つ目は、戦争する国づくりを決して許さない、集団的自衛権について反対をする。5つ目は、沖縄の新基地建設にも反対し、さらに、政治と金の問題にも腹立たしい思いをしている。国民の皆さんんが豊かな生活をするためには、安倍暴走政治をストップさせることが、一番の解決策と考える」と述べた。
なお、本日の合同個人演説会の様子を、「eーみらせん」で配信する予定。
投票日は14日(日)午前7:00から午後8:00まで。、期日前投票が、13日(土)までの午前8:30から午後8:00まで、市役所(花園2)別館3階第2委員会室で行われている。
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