児童・少年を対象に福祉活動を行う「小樽BBS会」(斉藤竜介会長)では、10月16日(木)、後志管内の児童施設で、海鮮丼など海鮮を中心とした料理120食分を提供する夕食会を開いた。
同会は、問題を抱える子ども達を労わり、立ち直りの手助けを行うボランティア団体で、1958年6月に発足。児童施設との関わりは古く、小樽へ宿泊旅行の招待を40回以上続けている。
斉藤会長は、小樽市赤岩で魚卸問屋「錦屋さいとう」を経営し、その仲間の「鮨処よし」(色内1)の店主・西森義幸さんに協力を呼びかけ、夕食会は今年で3回目となった。今回は、西森さんの友人とその家族も参加し、総勢数十名が協力した。(写真提供:戸澤さん)
同施設の厨房を借り、施設の調理員とともに、新鮮な食材で、海鮮丼や魚のソテー、海鮮汁と刺身が次々と調理された。
見事なご馳走がテーブルに並べられ、参加者全員で、児童と一緒に会話と食事を楽しんだ。はじめは、遠慮していた児童達も「美味しい」と喜び、食べている魚について質問をしたり、交流を楽しんだ。
初めて参加した戸澤さんは、「貴重な体験となり、楽しい夕食会だった。今後も続けて参加したい」と話した。