小樽市役所(山田勝麿市長)は、4月1日付で実施する市の課長職以上の幹部職員の人事異動を、3月24日(金)に発表した。
今回の異動規模は、部長10(うち医師を除く7)人・次長20人・課長59(うち医師を除く52)人の計89(うち医師を除く82)人。
部長級人事では、横滑りが多く、安達栄次郎環境部長が経済部長に、本間達郎港湾部長が環境部長に、山崎範夫経済部長は港湾部長に、中塚茂教育部長が監査委員事務局長に、山岸康治福祉部長が教育部長に、中町悌四郎福祉部参事が福祉部長に、加藤高志福祉部次長が福祉部参事にそれぞれ就任した。
医師職では、馬渕正二小樽第二病院副院長が小樽第二病院長に、田宮幸彦小樽第二病院医局心臓血管外科・外科医長が小樽第二病院医局 医療部長に、高丸勇司小樽第二病院医局 精神科・神経科医長が、小樽第二病院医局 医療部長にそれぞれ就任した。
昇格した部長は、加藤高志福祉部参事1人で、次長職では20人が移動、このうち小田公彦経済部観光振興室長、東田明巳教育部次長など9人が昇格した。
課長職では59人が移動し、17人が昇格した。昇格者のうち最も若い課長は、41歳2ヶ月の佐々木真一福祉部高齢・福祉医療課長。課長の中で、木村俊昭総務部企画政策室主幹が、内閣府の地域担当職としての就任要請があり、一時退職の扱いで2年間東京の内閣府勤務となった。
今回の移動は、組織機構の見直しと一部でグループ性の拡大を図ったものという。山田市政の最後の大規模人事異動で任期最終年の布陣となった。