「秋の交通安全運動」(9/21~30)に合わせ、小樽桜陽高校(長橋3・菅野昭浩校長)では、22日(月)16:00から、市道長橋十字街交差点付近で、赤信号で停車したドライバーに、メッセージ付きカエルのマスコット100個を配布し、安全運転を呼びかけた。
同校の菓子研究同好会と生徒会指導部ボランティアの男女23名と担当職員2名・小樽警察署2名・交通安全女性指導員4名・小樽市生活環境部生活安全課職員らが参加した。昨年に続き2回目となる。
啓発物を持った生徒達は5班に分かれ、JR小樽駅方向へ向かう自動車が赤信号で停車したところを、警察官や交通安全女性指導員の誘導で、安全運転のメッセージを添えたカエルのマスコットをドライバーに手渡した。
メッシージには、「運転気をつけてください」や「無事に家に帰ってください」など、安全運転を願う思いが込められている。
配布された手作りのフエルト製のマスコットは、各地で交通安全のお守りとして使われ「無事カエル」と名前がついている。菓子研究同好会のメンバーが中心となり、型を切る・顔のパーツを作る・縫う・綿を詰めるなど、時間のある限り、交通安全の願いを込めて作り溜めたもの。
菓子研究同好会・熊谷菜緒さん(3年)は、「同乗している子ども達が喜んでくれた。交通事故が無くならないので、ドライバーは安全運転を意識して、無事に家に帰ってもらいたいと思う。この思いが伝わるように渡した」と話した。
信号待ちで停車したほんの短い時間、思いがけない可愛い贈り物に、ドライバーは「ありがとう」と笑顔で受け取っていた。40分ほどで100個を配り終了した。
菓子同好会顧問の話では、昨年は雨の中、啓発ボランティアに参加し、受け取った人から感謝のメールが寄せられているという。
同校では、地域の小学生へ読み聞かせボランティアや学習会の手伝い、冬には学校近隣の高齢者の住宅の除雪ボランティアなど、様々なボランティア活動に活発に参加している。
◎小樽桜陽高校HP
◎関連記事