6月に入り雨や曇りの梅雨模様の日が続いていたが、6月21日(土)、雲の切れ間から、久しぶりに青空と太陽が顔を出した。
小樽三大神社祭りのひとつ「龍宮神社例大祭」(稲穂3)が、6月20日(金)~22日(日)の3日間の日程で始まり、好天の祭り日和となった。
市内中心部にある同神社に隣接する梁川通り商店街には、露店がずらりと立ち並び、小中学生や高校生、家族連れがどっと繰り出し、夏祭りを楽しんでいだ。
21日(土)の本祭では、午前中からトラック神輿が市内を回り、15:00から、同神社境内で、宮出しを祝う「宮出しの儀式」が行われた。小樽龍祭會をはじめ、北海睦会、すすきの北祭会、江別江神会など20の団体から、担ぎ手165名が集結し、市民らがその様子を見守った。
本間公祐宮司が祝詞奏上し、同神社祭典実行委員長をはじめ、各神輿の会代表者らが、玉串奉奠を行った。
拍子木(ひょうしぎ)に合わせ、担ぎ手による一斉の一本締めを合図に神輿が担がれた。担ぎ手が気持ちを集中させ、一歩一歩境内を進み、急な階段を降り、露店の間を「セイヤッ!セイヤッ!」と威勢の良い掛け声を響かせながら練り歩き、祭りムードを高めた。
沿道は、多くの見物客で溢れ、神輿の一行は、市内中心部を暗くなるまで練り歩いた。各町内会での子ども神輿があちらこちらで賑わい、同神社周辺は、祭りの熱気に包まれていた。
境内特設会場では、札幌医科大学空手道部の空手演武や子どもダンスなどが開かれ、22日(日)は、松前神楽奉納、稲穂幼稚園の園児や小学生による稚児舞奉納、カラオケ大会が開かれる。
◎平成26年小樽市内のお祭り(神社例大祭)日程
◎関連記事