旧手宮線の清掃活動「クリーンアップウォーキング」が、5月22日(木)の10:00と14:00から1時間程度、2ヶ所に分けて開かれた。
JR北海道職員や近隣町内会会員など総勢104名参加し、ごみを拾いながら旧手宮線を歩いた。
三笠市幌向鉄道と小樽を繋いだ、北海道で初めて、日本では3番目に作られた歴史ある旧手宮線を、綺麗に大切に保存し、観光客にも気持ち良く小樽を観光してもらいたいとの思いから、主催する快適な環境づくり実践促進連絡会議(谷口美津江会長)では、1993(平成5)年から活動を続け、今年で22回目となった。
午前の部は、9:50に、市内相生町踏切付近(旧山田湯前)に50名が集合。小樽市生活環境部浅野良孝主幹の挨拶後、通りまでの600mの清掃活動を行った。
JR北海道株式会社札幌地区駅輸送業務センター小樽分所の協力による安全確認を行ないながら、空き缶や紙くず、ビニール袋や発泡スチロールや鉄くずなども拾い集めた。
近隣の山田町内会では7名が参加し、「年々綺麗になっている」と話し、清掃活動に精を出していた。狭い線路内にブルドーザーが侵入し、拾い集めたごみを積込開始場所まで運び、待機していた清掃車が回収し、1時間ほどで終了した。
午後の部は、13:50に小樽市総合博物館手宮ゲート前に集合し、小樽駅前中央通りまでの1,200mを清掃。午前に引き続き、JR職員や老人クラブ、田中酒造社員、トラック協会、沿線住民など54名が参加して開かれた。
穏やかな活動しやすい天気の中、午前中は、45ℓごみ袋26個・90ℓごみ袋17個、午後は、45ℓごみ袋75個のごみを収集した。参加者全員に、JR北海道からお茶が配られていた。
今後の活動として、浅草線通り(日銀通り)の街路樹植込みに花を植える「フラワーストリート事業」が行われる。6月4日(水)に土起こしを、11日(水)には花植えを予定している。
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