大雪による被害多発!ガス・灯油の配管事故に注意!


DSC00040.jpg 小樽市消防本部は、今冬の大雪によるガスや灯油の配管への事故が2月中に5件発生したことを、2月24日(金)11:00からの記者会見で発表し、市民に十分な注意をと呼び掛けている。
 2月20日(月)から暖気が入り込み、小樽市内の屋根に積もった雪が溶けて、落雪などの大雪による被害が多発。20日(月)から23日(木)までで、雪害による消防本部の救助・調査出動が53件となり、このうち建物への被害は33件となっている。
P2230008.jpg 建物の被害33件のうち、大雪によるガス・灯油配管などの事故は、2月21日(火)から23日(木)までに5件で、消防本部では「万が一、ガス漏れしている際に火を使ってしまうと、“ドン”と火災、爆発などが発生する恐れがある」と、十分な注意をしてもらいたいという。
 この5件では、ガス漏れが2件で危険物の漏えいが3件と発表された。積雪・氷塊の落下による配管の破損で、ガスが漏れたという事故が2件。雪の重み・積雪・落雪により、屋外ホームタンクのパイプ部分の緩みやジョイント部分のねじ結合部への亀裂、ホームタンクの横転で灯油が漏えいという事業所による事故が3件。
 なお、昨年度には、雪害によるガス・灯油配管の事故はないとし、「今冬の雪害での救助・調査出動回数は、昨年度を軽く超えてしまっている。これから、雪解けの時期なので、十分な注意をしてもらいたい。屋根からの落雪が多発するので、下にある危険物などをこまめにチェックしてもらいたい」(黒澤幸夫予防課長)と、注意を呼び掛けている。
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