「博物館ゼミナール 小樽学」開講!


 小樽市博物館(色内2)は、毎年恒例となっている「博物館ゼミナール 小樽学」を、3月5日(日)10:30から3回にわたり、小樽市生涯学習プラザ「レピオ」(富岡1)で開講する。
 これは、同館が小樽のことを市民にもっと知ってもらおうと、この4年間、初春の日曜日から開講している。今年は、小樽や小樽に関わりのある研究テーマを持つ、小樽市外在住の研究者が、外から見た小樽の持つ奥深さや魅力を語る。
 3月5日(日)の博物館ゼミIは、社団法人北海道開発技術センターの原口征人主任研究員が講師となり、北防波堤の設計者、廣井勇の日本土木史の中での評価を語る「廣井勇と小樽港北防波堤」。
 3月19日(日)の博物館ゼミIIは、函館高等工業専門学校の中村和之教授が講師となり、小樽で発見された「蝦夷錦」から北アジアの拘留の歴史を語る「北のシルクロードと日本海交易―小樽の蝦夷錦をめぐって」。
 3月26日(日)の博物館ゼミIIIは、北海道教育大学生涯教育研究センターの今尚之助教授が講師となり、日本の近代化遺産としての小樽の町並みを語る「近代化遺産と小樽」など、興味深い話題が講義される。
 「博物館ゼミナール 小樽学」は、3月5日・19日・26日の各日曜日、10:30から12:00まで。受講無料。予約希望などの問合せは、0134-22-1258 小樽市博物館。

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