「北の雅 おたる雛めぐり2014」が、2月22日(土)から始まった。市内45ヶ所で、3月9日(日)までの16日間開催される。珍しい雛人形や市民寄贈の大切な雛人形などを展示するイベントで、今年で7回目を迎えた。主催はおたる雛めぐり実行委員会。
開催に合わせ、22日(土)11:00から、運河プラザ(色内2)1番庫では、開会式が開かれた。主催者を代表して、同実行委員会・谷口美津江会長が、「お雛様にまつわる数々の思い出に囲まれながら、お雛様はいつも微笑んでいる。今日から45施設で、お雛様がにこやかに皆さんを迎えてくれる。どうぞ16日間各地をめぐり、それぞれのお雛様を見て感動し楽しみ、思い出を作ってもらいたい」と挨拶した。
その後、開幕を祝う「琴アンサンブル・カナル」(荒谷房江代表)による演奏会が開かれ、小樽中央保育所(堺町2)の園児19名が来場し、合わせて約50名の聴衆が琴の音色を楽しんだ。
会場には、ワインタワーを囲むように段飾りの雛人形などが展示され、同会5人のメンバーにより、琴2面、ソプラノ琴とベース琴とキーボードが1面ずつセットされた。「うれしいひなまつり」の曲の演奏がはじまり、琴とキーボートの音色のハーモニーが会場に響き渡り、観客は、優雅な演奏に耳を傾けていた。アンコールも含めて12曲演奏し、ムードのある曲や聞き覚えのある曲が流れ、大きな拍手に包まれた。
荒谷代表は、「琴とお雛様とが出会い、演奏できて光栄に思う。雛めぐりがもっと小樽で盛んになり、全国的に有名になるお手伝いをさせていただきたい」と話した。市内の女性は、「楽しみにしてきた。とても良かった」と満足した様子だった。
「小樽ドリーム琴アンサンブル」の演奏会は3月1日(土)に、「琴アンサンブル・カナル」の演奏会は3月2日(日)に、各日12:30と14:00から、田中酒造亀甲蔵(信香町2)で開催を予定している。
開催期間中、各地でさまざまなイベントを用意。昨年同様、雛人形をめぐってプレゼントがもらえる「雛めぐりスタンプラリー」も同時開催中。
詳しくは、0134-33-2510 小樽観光協会
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