小樽みなとライオンズクラブ(鈴木喜明会長)では、2014(平成26)年1月1日から、市内で出生届を出した新生児に、「フォトフレームオルゴール」(名前・生年月日の刻印プレート付)をプレゼントする事業「おたる天使プロジェクト」を開始している。
これに伴い、1月中に生まれた赤ちゃんを持つ希望者に、2月19日(水)14:00から16:00まで、小樽市保健所(富岡1)内で、第1回目の引き渡しが行われた。
同クラブメンバー6名が保健所へ集まり、特設引渡し会場を設営し、申込者8名を待った。市内では毎月約50名前後の新生児が誕生している。出生届提出時に、案内のチラシを配布し、希望者はメールやFAXで申込み、翌月第3水曜日に保健所へ行き、当クラブメンバーから直接手渡される。その際、母子手帳を持参すれば代理人でもOK。その日が都合の悪い場合は、次の月の第3水曜日になる。
第1回目の引渡し日となった19日(水)は、時折吹雪となる悪天候。14:30頃に、2名の母親が来場した。鈴木会長から、誕生を祝う言葉が掛けられ、誕生記念品が手渡された。受け取った母親達は、笑顔となった。
市内の藤原奈美さんは、1月に3人目の男の子を出産。「良い記念になると思って申込んだ」と話した。
鈴木会長は、「初回で、お母さんから『ありがとう』と笑顔で言われうれしい。小樽で生まれたことをみんなが喜んでいたと、大きくなった子どもに伝えてもらいたい。ほのぼのとした風土を感じてもらいたい」と話した。
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