小樽市潮陵高校の卒業生の油彩や水彩画などの力作を飾る「第12回 白潮会OB・OG展」が、市立小樽美術館3F市民ギャラリーで、2月16日(木)から開かれた。
同展は、15年前に同校の卒業生たちが集まってグループ展を開催したことが始まりで、今年で12回目になる。今回は、1958年の卒業生を中心に22歳から75歳までの幅広い世代の19名の45作品が並んでいる。
作品の中には、亡くなった息子さんのことを思って描かれた、新井正浩さんの「平成5年の思いで」と題した水彩画や力強い波の様子を描いた小樽運河の油彩画など、それぞれの出品者の力作が飾られている。
柏崎礼生(29)代表は、「来年は、潮陵高校生の美術部員の『白潮会』が90回目を迎えるので、合同展を開催し記念誌も発行する予定です」と、すでに来年を見据えての作品制作に力を入れている。
同展は19日(日)10:00~18:00(最終日は16:00)まで。入場無料。