小樽商科大学(緑3・秋山義昭学長)では、インターネットのことを分かりやすく教える「子どもメディアフォーラム インターネット子ども教室 in 商大」を2月13日(月)から開催し ている。
これは、「文部科学省地域子ども教室推進事業」の一環として行われている。商大の学生たちが、小学生4~6年生の20名を対象に、インターネットの安全な使い方を体験させるもの。13日(月)・17日(金)・20日(月)・24日(金)・27日(月)15:30~18:00の計5日間、インターネット教室を開催する。
この教室では、「インターネットで懸賞をゲット」、「ホームページで検索したら?」、「電子掲示板でコミュニティー」など、商大が独自に用意したコンテンツを使用し、インターネットの世界を無料で体験でき、便利さと怖さを詳しく説明される。
2月13日(月)は、11名の小学生が集まり、ストーリー形式で覚える「インターネットで懸賞をゲット」の学習をした。ストーリーは単純なもので、学校で友達からインターネットで懸賞を応募出来るということを聞いた主人公が、早速、家で応募しようとする。名前や住所、電話番号などの個人情報を記入する際に、どんな落とし穴があるか説明される。最後に、「応募する」、「応募しない」、「おうちの人に相談する」という3つの選択肢があり、みんなで話し合い、嫌がらせメールやいたずら電話の回避策を覚えた。
参加した稲穂小6年生の村上弘晃(12)くんは、「今日はすごく楽しかった。インターネットはおもしろい。学校でよくパソコンは使います。あと4日、色々なことを学びたいです」
藤田博文(12)くんは、「僕、キーボードを両手で打てないから、文字を打つのが遅いんだ。だけど、パソコンで遊ぶのは楽しい。お父さんのパソコンで検索したり、インターネットはよく使います。はやく、両手で打てるようにしたい」と、懸命にキーボードの早打ちに挑戦していた。
「5日間の集中勉強でインターネットの便利さと怖さをしっかり覚えてもらいたい」(同校)としており、5日間で徐々に高度な操作を習得させていくという。