自販機売上金の一部を寄贈 北海道コカ・コーラ


 北海道コカ・コーラボトリング株式会社(本社:札幌市清田区・矢吹健次社長)から、「小樽ファンが支えるふるさとまちづくり資金基金」への寄附金贈呈式が、11月29日(金)、小樽市役所(花園2)本館2階市長応接室で行われた。同社広報・CSR推進部宝福豊部長から、貞村英之副市長へ目録が手渡された。
1129cocacola.jpg 同社は、2008(平成20)年から、小樽市と締結した協定に基づき、市役所別館1階に設置している「災害対応型自動販売機」の売上げの一部(飲料水1本につき10円)を、同基金へ継続的に寄附している。
 この基金は、小樽の歴史的な財産を後世に引継ぎ、個性豊かな魅力あるまちづくりを実現するために、応援する全国の小樽ファンからの寄附を募り、まちづくりを進めている。
 今年度(平成24年10月1日〜平成25年9月30日)までの寄附対象金額は、91,360円となり、開始からの累計では533,510円となった。第1回目の2009(平成21)年102,980円、2010(平成22)年116,040円、2011(平成23)年116,640円、2012(平成24)年106,490円だった。
 災害対応型自動販売機は、電光掲示板付き自動販売機で、平常時は地域防災意識を高めるメッセージ等を配信し、緊急時には災害情報を表示し、災害発生時には遠隔操作によって無料で清涼飲料水を提供することも可能。
 また、10月には、「ほっとできる地域に~児童・自販機運動」を実施。児童が書いた防犯に関するポスターを自動販売機に掲示。振り込め詐欺や空き巣、車上荒しなどの注意を促す内容のポスターで、防犯に対する意識や関心を高めようと実施している。
 その後、和やかに歓談が行われ、同社・宝福部長は「北海道の特色を活かした100%道産品となるよう努め、商品を飲んでもらいたい。北海道にファンを増やしながら展開を広げ、情報を交換していきたい」と話した。
 北海道コカ・コーラボトリング株式会社HP
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