小樽堺町通り商店街振興組合では、2014(平成26)年1月に、おたる堺町通りガイドブック(仮称 )を発行することとした。
10月28日(月)19:00から、ルタオ本店(堺町7)2階で、同ガイドブック発行事業について第1回説明会が開かれた。同組合員や関係者らが出席し、同振興組合久末智章副理事長が概要を説明。
2012(平成24)年7月5日に、小樽堺町通り商店街振興組合(森川正一理事長・モリカワ産業株式会社代表取締役)を設立。当地を訪れる人々へ小樽のおもてなしができるようにと様々な取組みを行ってきた。同商店街のホームページを作成し、ゆかた風鈴まつりなど様々なイベントを開催。テレビ番組の撮影の協力や、盲導犬使用者全国大会の札幌開催で、その参加者の買物を同商店街が協力するなど、加盟店のメリットを含めた取組みを行った。
今年度、地域商店街活性化事業(助成金)申請に応募し、9月に、初めて助成金交付が決定された。同助成金交付に伴い、堺町通りでの統一した情報を整理し、内外への発信、商店街の団結を図るためにも、同商店街振興組合加盟店舗を掲載したおたる堺町通りガイドブック(仮称)の発行を決め、2014(平成26 )年1月31日を完成予定日とした。
冒頭、久末副理事長は、「以前、花園銀座商店街で通行人にアンケート調査をしたところ、すし屋通りを知っている人は62%、堺町通りを知っている人は38%という現状。これを踏まえ、もっと堺町通りという地域を分ってもらいたいとガイドブックを作った。メジャーな商店街にし、商売を良くし、これを機会に、加盟店舗(現在加盟店舗75%)を増やし、堺町通り全部の店舗が掲載されることを目標に、立派なガイドブックを作りたい。いかに価値のある物にするか、今回の1冊目を成功させ、次回に繋げたい」と同ブックにかける思いを語った。
おたる堺町通りガイドブック(仮称)は、B5版フルカラー。現在予定している掲載店舗数は84店舗で、掲載料は無料。表紙・裏表紙を含め52ページ。発行部数は5万部。2014(平成26)年1月1日付で加盟している店舗で、年末年始の営業日や夏季や冬季の営業時間を記載し、1年間通して使用できるガイドブック。
女性をターゲットとした表紙を意識し、企画ページ(1〜4ページ)は、堺町の魅力や飲食店の特徴、体験メニューなど、加盟店紹介ページ(5〜48ページ)は、見開き2ページに4店舗ずつ掲載。銭函在住のプロカメラマン水上五郎氏が撮影を担当。各店舗が紹介したい商品や料理など、大小合わせて3枚の写真とタイトルを付けたPR文を150字以内にまとめ掲載する。マップ(49〜50ぺージ)を堺町通りや臨港線周辺の地図をイラストにして、商店街加盟店舗全店と目印になる店舗を載せ、見る人に分りやすく工夫している。
今後、11月中旬から撮影を開始し、1月末の発行へ向けて準備を進めていく。同時に、商店街加盟店舗を募り、堺町通りの全店舗が掲載され、商店街全体の集客力と販売向上に繋がるガイドブックとなるよう関係者は期待をよせている。
◎小樽堺町通り商店街HP