小樽が舞台となっている人気コミックの映画化「最終兵器彼女」(須賀大観監督)が、1月28日(土)より全国ロードショーになる。小樽のワーナー・マイカル・シネマズ小樽では、現在、同映画の原画パネル展を開催中だ。
「最終兵器彼女」は、北海道出身の高橋しん原作の人気コミックの映画化。小学館の「ビックコミックスピリッツ」に2000年から2001年に連載された。コミックス全7巻は350万部以上を売上げ、人気が急上昇。2002年には、TVアニメやビデオも爆発的に売れ、ファン層を広げていた。
コミックスのストーリーの舞台となった小樽では、昨年5月から6月にかけ、市内各所で広汎なロケが行われた。小樽工業高校グラウンドから撮影を開始し、主人公“ちせ”と“シュウジ”の学校のモデルとなった小樽商業高校、原作で馴染みの旭展望台や、天狗山、おたる水族館、地獄坂、第2埠頭、北運河など、市内の各所がふんだんに登場する。
28日(土)から公開を前に、ワーナー・マイカル・シネマズ小樽(築港)のエントランスでは、映画の原画パネル6点を展示中だ。ストーリーの重要な舞台となっている旭展望台の原画や、主人公“ちせ”のパネルが、予告編のビデオとともに飾られている。
小樽市内のロケが1カ月にわたり展開された、同映画の公開が迫り、いよいよ大スクリーンに、小樽が舞台の切ないラブストーリー「サイカノ」が、28日(土)からロードショーとなる。