「ペンギンのお散歩」!おたる水族館冬期特別営業!


gentoo.jpg おたる水族館(祝津3)で「ペンギンのお散歩」が楽しめる冬期特別営業が、2月4日(土)から19日(日)までの16日間で行われる。(写真提供:おたる水族館)
 同館の冬期特別営業は、「小樽雪あかりの路」に合わせて昨年から始まった。 昨年度は6,019人の来館者があった。2年目の今年は、昨年以上の来館者を見込んでいる。このため、新たに1日2回の「ペンギンのお散歩」がイベントに加わった。
 「ペンギンのお散歩」は、同館で飼育しているペンギンが、正面玄関ペンギン展示水槽から、海のパノラマ回遊水槽特設ステージまで、約30mをよちよち歩く。ペンギンは、身長約60~70cm、体重7~8kgのジェンツーペンギン(Gentoo Penguin)5羽 で、白と黒のツートンカラーの体に鮮やかなオレンジ色のクチバシが特徴。南極大陸の海岸や周辺の島に生息しており、性格はとてもおとなしい。
 ペンギンの散歩は、旭山動物園(旭川市)が、キングペンギンで、積もった雪の中を歩かせて人気を博しているが、おたる水族館のペンギンの館内お散歩は、この二番煎じの感も強い。
 冬期営業期間は、おたる水族館の2月4日(土)から19日(日)までの16日間に対し、旭山動物園では、正月2日から4月9日までの3ヵ月もある。入場料は大人800円、小人(小・中学生)400円となっているが、旭山動物園では、大人580円、中学生以下無料となっている。館内だけのペンギンの散歩がどこまで人気を呼べるか、関係者は気を揉んでいる。
 おたる水族館冬期特別営業では、本館・イルカスタジアム・レストラン・売店の営業があるが、海獣公園は閉鎖される。今年は大雪だけに、どれくらいの来客が見込めるかに関心が集まっている。
 雪に覆われた水族館で、真冬の一日をゆっくりと、魚やペンギン・イルカたちと戯れる、絶好の機会を持ちたいものだ。