青空が広がる中、小樽花園グリーンロード(花園3)で、6月23日(日)14:00から、小樽商科大学応援団と北海道大学応援団の”対面式”が行なわれた。
会場には、市民や学生らの見物客が大勢つめかけ、両校応援団を取り囲み、ヤジに応戦する市民も続出。両応援団の闘志に見入っていた。
対面式は、旧制小樽高商だった大正時代からの歴史と伝統がある。2010年に13年ぶりに両応援団による対面式が復活。2011年に同会場で開かれた対面式では、商大女性団長が熱演し、その動画が多くの話題を集めた。今回の小樽商大99代目団長は、2年生の堀井隼人さん(19歳)が務めた。
商大応援団は、11:40に商大を出発。その存在をアピールしながら地獄坂を下り、JR小樽駅前で、「三役揃い踏み」を披露した後、会場へ向い北大応援団の到着を待ち構えた。
予定時間の14:00前に、商大応援団は整列。北大応援団をヤジとともに迎え入れた。
北大応援団は、ボロボロの羽織・袴にボサボサの長髪、ヒゲも延びた伝統的スタイルを継続。一方、商大は、羽織・袴にヘアースタイルも今風。団長の特徴ある下駄は、片足20kgもある大きさ。
校歌の後、毎年違う扇子の振り方に注目する参謀エール。副団長と新参(兵隊)が舞型披露。今年の商大は胡蝶の舞。3名の一糸乱れぬ動きと蝶のような優雅な舞いにも注目が集まった。
北大団長が挑戦状を叩きつけ、商大団長は応戦状を読み上げた。古傷に触れる激しいヤジが飛び交い、応戦する市民も続出。エールやヤジが、会場に響き渡り「頑張れ~!」と熱い声援が送られていた。
その後、小樽あんかけ焼そば親衛隊の協力により、市内5軒の人気あんかけ焼きそばの早食い競争を開催。両校5名ずつ出場し対戦。白熱した戦いのもと3対2で商大の勝ち。綱引きも行なわれ、ふんどし姿の北大生が登場し、会場を盛り上げていた。2対0で商大が勝ち、大きな拍手が沸き起こっていた。
商大応援団の主な活動は、競技の応援が基本。壮行会で部員を激励したり、入学式や小樽でのイベントにも参加し、会場を盛り上げている。
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