今年度3回目となる小樽市主催の「ポイ捨て防止!街をきれいにし隊」が、6月5日(水)環境の日に清掃動 を行った。
曇り空の下、集合場所となったサンモール一番街旧丸井今井アネックス館前には、イオン北海道株式会社小樽店、小樽緑のまちづくりの会、後志総合振興局、市廃棄物対策課、市民ボランティア、おもてなしボランティアの社団法人小樽市シルバー人材センター、犬のおわまりさんわんわんパトロール隊、小樽商工会議所、小樽観光ガイドクラブ、小樽商科大学学生サークル笑店、同ヨサコイサークル翔楽舞の12団体51名が、11:00に集合した。
参加者は、3つのチームに分かれ、国道5号線から臨港線を、寿司屋通りから中央通りまでの清掃エリアを、同隊オリジナルベストを着用し、11:45まで清掃活動を行った。
6月は、「環境月間」で、「環境の日」の5日に開催された。地域のごみ拾いを積極的に行おうとする中、街をきれいにする意識が高まったのではと、生活環境部廃棄物対策課職員は話す。
市内中心部ということもあり、タバコのポイ捨てが目立ち、ペットボトルなどのゴミが多かった。平日のため、参加者は少なめだったが、参加団体は、商大生を含め、継続的に参加している団体が多い。
清掃エリアに散らばったていた参加者は、それぞれに集めたゴミをサンモール一番街旧グランドホテル前の清掃車に渡し、解散した。
小樽商科大学学生サークル小樽笑店は5名で参加した。4年生の山本歩さんは、「今年で3年目となりずっと参加している。1ヶ月ごとに行なわれ、同じ所にゴミが出されていて悲しい。地域の方と小樽の話をし、楽しみながらゴミ拾いに参加している。後輩にも参加するように伝えたい」と話した。
同清掃活動は、平成18年6月に市民ボランティアによる「ポイ捨て防止!街をきれいにし隊」を結成。各種団体・事業者や市民などと協働し、啓発・清掃活動を実施。4月から10月まで6回を予定している。
次回は、7月中旬を予定し、清掃エリアも検討中。ゴミ袋、軍手を持参し、多くの市民に参加を呼び掛けている。