小樽消費者月間パネル展 長崎屋小樽店


syouhisyapanel1.jpg 昭和63年から毎年5月を「消費者月間」とし、5月30日を「消費の日」と定めている。平成25年度は「学ぶことからはじめよう~自立した消費者に向けて~」をテーマに、各地で消費者問題に関する教育・啓発等の事業を集中的に行っている。
 これに合わせ、小樽消費者協会では、5月23日(木)・24日(金)、長崎屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザで、「小樽消費者月間パネル展」を開催し、同会員と消費者相談員8名が対応にあたった。
 近年、消費者トラブルが深刻化し後を絶たない。この状況に対して、消費者が事故や被害に合わないように自らが学び、情報を収集することが求められている。
 体験コーナーとして、白熱・LED(電球)の消費電力比較や、清涼飲料水の糖分量、携帯電話トラブル、高齢者を狙う悪質商法や健康食品の安全性、消費者の権利についてのパネル展示コーナーを設けた。
syouhisyapanel2.jpg 今年度初の取り組みとして、いかに分かりやすく市民に伝え、考えるきっかけとして「消費者力クイズコーナー」を設けた。小樽・北しりべし消費者センターで実際にあった相談をもとに、悪質商法や新たな手口をクイズ形式で展示している。アダルトサイトの請求や、海外での宝くじなどの被害などを知ることができる。例えば「注文していない健康食品が送られてきたらあなたはどうしますか?」の質問に、A:代金を払う、B:とりあえず受け取り、クーリングオフする、C:宅配者に受け取り拒否し持ち帰ってもらう3択のクイズ形式をとり、同協会担当者の説明を聞くことができ、買い物客や通行人は、クイズにチャレンジしながら、悪質商法の実態や被害を防ぐ方法を知る良い機会となった。
 同協会関係者は、「パネル展で、消費者知識を高め、市民が被害に合うことの無いよう、平穏な生活を送れるよう、トラブルを防ぐための啓発を目的としている」と話した。
 また、同協会では、ウエス(工業用雑巾)にする木綿等を回収し、衣類のリサイクルの取り組みを行っており、随時回収している。洗濯したタオルやバスタオルは色物でも可能。Tシャツや肌着、スボン下は白色に限定。同会場でも回収ボックスを設置し、タオルやバスタオルが持ち込まれていた。
 問合せ 0134-31-3682 消費者センター内消費者協会(市役所別館5階)