第86回あしなが学生募金では、4月20日(土)11:00から、ウイングベイ小樽(築港11)JR側入口2Fでセレモニーを開催し、21日(日)・27日(土)・28日(日)10:00~17:00、「東北レインボーハウス」の建設費に向けた街頭募金活動を行う。主催は、第86回あしなが学生募金事務局。
あしなが学生募金は、学生ボランティアスタッフが原動力となり、43年の歴史を持つ。被災地の遺児を支援するために毎年春と秋に4日間、全国約200ヶ所で募金活動を行っている。
前回、第85回秋のあしなが学生募金では、札幌、旭川、函館、北見、小樽の5つの地区で街頭募金を実施し、約441万円が集まり、小樽では、59万円の協力があった。今回は60万円を目標としている。
同会では、2011年3月に発生した東日本大震災で親を亡くした子ども達の支援を続け、心のケア活動の拠点となる「東北レインボーハウス」の建設に取り組んでいる。東北の被災地は広範囲のため、今回は、4ヵ所の建設を予定している同ハウスの建設費の寄附を募る。
東北レインボーハウスは、雪や雨の日でも思いっきり体を動かせる体育館や親子が泊まれる部屋、おしゃべりの部屋などを設け、心のケア活動を行う拠点となる。仙台市、石巻市、陸前高田市、大槌町の4ヵ所に必要だと考え、2011年から建設費を募り、13年2月末現在で34億円に上る。この資金で仙台、石巻、陸前高田の3ヶ所に土地を入手し建設を予定。あと約7億円が必要で協力を呼び掛けている。
第86回あしなが学生募金事務局小樽拠点責任者で札幌大学2年生の上口赳司さんは、「今回は今までと違い、レインボーハウスの建設費に向けての募金活動なので、通行人の方々も自分達の話しを聞き共感し、1円でも多く募金をしてもらいたい」と強く呼び掛けている。
なお、小樽地区学生事務局では現在3名のメンバーで活動。支援の輪をさらに広げ、協力するボランティアの参加を募っている。
第86回あしなが学生募金
4月20日(土)セレモニー・21日(日)・27日(土)・28日(日) 10:00~17:00
ウイングベイ小樽駅直結2階入口前 問合せ 080-6080-4196 上口赳司