2月2日(土)の午後、塩谷海岸から忍路海岸に渡る広範囲にニシンの「群来」が確認された。
群来は、産卵期を迎えたニシンが、大群で浅瀬に押し寄せて産卵し、海が乳白色に染まる現象。
今年は、1月24日(木)に例年より早めに祝津港で群来が確認され、今回は2回目となる。塩谷海岸では、打ち寄せる波と共に、白い泡が海岸に広がっていた。
余市方面へ向い、国道5号線沿いの海岸通りでは、乳白色に染まる海が広がった。忍路海岸では、白いクリーム状の濃厚な泡が海岸に広がり、コンクリートの壁にはべっとりと白い泡がへばり付いていた。普段の海の景色との違いに気付くドライバーも多かった。
小樽では、2008年から連続して群来が確認され、昨年は、2月15日に小樽市船浜街の東小樽海岸(東小樽海水浴場)で、一昨年は、2月3日に東小樽海岸、23日張碓海岸などで確認されている。