冬型の気圧配置が続き、断続的な雪が降り続く1月19日(土)、2013年度大学入試センター試験が、道内25会場を含む全国の707会場で始まった。
センター試験は19日(土)・20日(日)の2日間。後志管内は、小樽商科大学(緑3)を試験会場として行われた。大雪の影響もなく、JRやバスも通常運行し、トラブルもなかった。
朝から受験生を乗せたタクシーや見送りの車が校門前に次々と到着し、緊張した面持ちの受験生が会場へ向かった。校門前では、”頑張れ!”と担任教師らが、受験生を励ます様子が見られた。
管内での志願者は、589人(男352・女237)。昨年の642人(男377・女265)より53人も減少した。同大では、「最近では、私立大学のセンター試験導入により、志願者が増加傾向にあったが、少子化に伴う影響もあると思うが、詳しい理由は分かっていない」と話す。
受験志願者数は、平成24年642人、平成23年642人、平成22年606人、平成21年574人、平成20年569人と増加傾向にあった。全国の志願者は、57万3,344人で、昨年に比べて3.2%増えている。道内では、1万9,938人が受験予定となっている。
同大学では、会場を8つに分け、4階の第7試験室では、9:30からの「地理歴史」「公民」の試験の開始前に、係から受験上の説明や携帯電話等の注意事項が伝えられ、問題冊子等が配布された。
選択で1つのみの受験者は、1時間遅れの開始となり、別会場で行われた。その後、「国語」「外国語」「英語(リスニング)」が行われ、18:10に終了となる。明日20日(日)も、9:30開始で、「理科」「数学」が行われ、15:50終了予定となっている。