今回15回目の節目を迎える小樽雪あかりの路の第1回目の実行委員会(中村全博実行委員長)が、12月6日(木)14:00から小樽市公会堂(花園5)で開かれ、その概要と完成したポスターを披露した。
開催期間は、平成25年2月8日(金)から17日(日)の10日間。前回はさっぽろ雪まつりより早く開催していたが、今回は、同まつりの後半と重なり、陰暦の旧正月にあたる春節(2月10日)をはさむ日程とし、東アジアからの観光客を見込む。
開催場所は、浅草橋から中央橋までの小樽運河と旧国鉄手宮線をメイン会場とし、朝里川温泉、天狗山会場など、市内約50ヶ所のあかりの路会場(過去最多)。
その他の企画として、運河プラザ3番庫を会場に、冬の小樽ガラス市(2月9日〜11日)、期間中の土・日に、小樽観光大学校の協力によるバックヤードツアー(1日2回)、期間中に、ワックスボール製作体験(1個800円)とスタンプラリー(地上ノホシサガシ6)、愛のフォトコンテスト、雪とあかりのオブジェコンテストなどを従来通り実施する。
前回との変更点は、地域連携部会を新設して、あかりの路会場とメール等で情報交換し、連携を図り、ホームページに写真等を掲載する。また、物販部会を新設し、ワックスボールや浮き玉などの公式グッズの開発・販売を充実させ、財政難に対応し、ホームページのバナー広告も新設する。
前回第14回の入込数は、46万1,000人、第13回は57万3,000人、第12回は50万8,000人。前年は、震災や原発の影響や期間中の悪天候により減少し、前年比11万2,000人・19.5%減となった。
完成したポスターは、B2版コート紙・カラー両面刷りで、2,500枚作成。前回のフォトコンテストグランプリ作品と入賞作品を使用し、小樽雪あかりの路をイメージ。貼る場所を想定し、ガラスの扉などの透ける効果を利用して幻想的に仕上げている。
ボランティアの高齢化に伴い、国内学生ボランティア募集に力を入れ、国外においても、現在、韓国52名、中国15名のボランティアの受入れを予定している。ウインケルビレッジに合宿しながら、作業を通じた国際交流もできる。自己負担で、2月6日〜19日の13泊14日20,000円、前期6日〜12日の6泊7日12,000円、12日〜19日の7泊8日13,000円(それぞれ税込)。小樽雪あかりの路「学生合宿」募集
11月30日からワックスボールの製作を開始。おもてなしボランティアの会・観光ガイドクラブ・緑のまちづくりの会などが、13:00から16:00まで、芳川商会で作業し、400個の完成を予定している。
ポストカードも完成。ハガキサイズ・カラーで、前回のフォトコンテスト入賞作品を使用し、4万枚を市内宿泊施設や市外物産展会場で配布する予定。
問合せ:0134-32-4111 内線267 小樽雪あかりの路実行委員会事務局(小樽市産業港湾部観光振興室内)、担当:中村・嶋崎・阿部。