「新婚さ~ん!!小樽に住んでみませんか?」と、小樽市が4月1日から呼びかけ、11月までで22世帯の新婚さんが小樽に移住。募集30世帯まで、残りは8世帯となっている。
小樽市の止まらぬ人口減少に、少しでも歯止めをかけようと、平成17年度「小樽市若年者定住促進家賃補助制度」の申し込みを、4月1日から平成18年2月28日まで募集。これは、市外から市内に転入してくる新婚世帯に、民間賃貸住宅の家賃を、月2万円を限度に3年間補助しようとするもの。
財政危機の中、総額2,160万円かけて、新婚さんを釣る“ニンジン作戦”。市役所では、少しでも人口減に対応しようと、懸命の募集呼び掛けを続けていた。
この呼び掛けに応え、4月に13世帯、5月に2世帯、6月に2世帯、7月に1世帯、8月に3世帯、9月に1世帯、延べ22世帯の44人の新婚さんが、小樽市に新たに移住した。市の建設部建築住宅課住宅係は「ほとんどが30前後の新婚さん で、 転勤で小樽に移住する方たちが多い」という。
残る募集世帯はあと8世帯のみとなった。2月28日まで締め切りはもうすぐだ。募集は年越しとなりそうだが、市では、あと8組の新婚さんの小樽移住に望みを託している。
問合せ:小樽市建設部建築住宅課住宅係 0134-32-4111 内線354。申し込み書は本庁のみ配置。
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