小樽市朝里川温泉の「創造硝子工房Studio J-45」(馬場雅巳代表)が作る、赤や黄色の帽子をちょこんとかぶる、めんこいガラスの雪だるまが大人気となっている。
このガラスの雪だるまは、5年前に「冬場に売れる硝子製品を」と馬場代表が考案。透明な硝子と泡で雪の質感が表現された、約10cmのめんこいサイズ。ガラスの雪だるまには3種類ある。
赤・黄・青・緑の4種類の色が本体にうっすらと映え、「恋愛運」、「金運」、「健康運」、「仕事運」、「学業運」の5つの風水を首から下げる「ガラスの風水の雪だるま」、淡いピンクとブルーの帽子をかぶり、背中から白い天使の羽をつけた「ガラスの天使の雪だるま」、そして、オレンジ・赤・青・緑の帽子をかぶり、二コリと笑う「元祖ガラスの雪だるま」。
今年の2月のさっぽろ雪まつりで、「元祖ガラスの雪だるま」を販売したところ、用意した1,000個があっという間に売切れたという。
12月に入り、クリスマスシーズン真っ只中、小樽市外からの電話注文が殺到中。現在、1日約120個を目途に製作し、札幌・大通公園で開催中のミュンヘン・クリスマス市や、来年のさっぽろ雪まつりなどで販売するため大忙し。「ひとつひとつ手造りなので、めんこい顔やむっつりした顔、太ってたり痩せてたりするんですよ。お客さんには、そんな違いを見てもらいたい」(馬場代表)と、製作に追われている。
「ガラスの風水の雪だるま」1,575円(税込)、「ガラスの天使の雪だるま」1,680円(税込)、「元祖ガラスの雪だるま」1,365円(税込)。「創造硝子工房Studio J-45」(朝里川温泉2)と「小樽硝子の灯り」(堺町3)で販売している。売切れの場合があるため予約販売あり。