高文連演劇部後志地区大会 最優秀賞に小樽潮陵高校


highschoolstage.jpg 北海道高等学校文化連盟「第62回後志支部高等学校演劇発表大会」が、9月22日(土)・23日(日)の2日間、小樽市民センター(色内2)マリンホールで、小樽商業高・倶知安高・小樽水産高・小樽潮陵高・岩内高・小樽明峰高・余市紅志高・小樽桜陽高等学校の8校が出場して行われ、24日(月)11:30から、同会場で、審査員3名による厳選なる審査の結果発表が行われた。
 最優秀賞に小樽潮陵高等学校(佐々木真樹顧問)が選ばれた。優秀賞には小樽桜陽高等学校と倶知安高等学校、審査員特別賞に余市紅志高等学校が選ばれた。
 会場では、審査員3名による各出場校への講評が丁寧に行われた。良かった点、悪かった点、こんな風にしたらもっと良かった点などが具体的にアドバイスされ、それぞれの部員は、これからの演技に生かそうと真剣に耳を傾けていた。その後、表彰式が行われ、各校の代表が賞状と盾を受け取った。
 小野章大会委員長(小樽潮陵高等学校校長)は「最優秀賞受賞校は、支部の代表として精進し、頑張りを期待する。各校も、貴重な助言を活かしてもらいたい。最終的には人間力の向上で、各学校の現状の活動に留まらず、充実した活動を行い、次へ繋げてもらいたい」と挨拶した。
 最優秀賞を受賞した小樽潮陵高校演劇部員が全員ステージに上がり、「皆さんの決意を胸に、全道でがんばりたい」と決意表明した。
 小樽潮陵高等学校演劇部・三木悠史部長は「嬉しさでいっぱいです。3年生ひとりを除いて初めての全道です。脚本は、もともと全国大会で最優秀賞に選ばれていたものを選び、自分達も地区大会で優勝をしたいと思い演じました」と喜びを語った。
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 昨年度最優秀校の明峰高等学校演劇部・吉川勝彦顧問は「数日前は、やめてもいいとやる気が無かった時もあったが、生徒は頑張ったと思う。この劇を通して、本人達が個人的に持っているものが伸びたと思う」と話した。
 審査員特別賞を受賞した余市紅志高等学校は、演劇部結成3年目。武藤良弘顧問と山西克哉顧問は「まさか賞がもらえるとは思っていなかった。仁木のホールで練習したり工夫した部分が評価されたと思う」と話し、審査員から、面白い脚本(School Aidー今、学校は病んでいる・著者:西沢周一)を見つけたと評価された点については、「部員3年生女子10名と2年生男子1名なので、女子が中心の台本を探し、これならできると思い選んだ」と話した。
 
 最優秀賞に輝いた潮陵高校が、11月16日(金)~18日(日)に、札幌市教育文化会館大ホールで行なわれる、第62回全道高文連演劇発表大会に参加する。入場無料。
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