小樽みなとライオンズクラブ(山本一博会長)は、「親と子のふれあいレクリエーション」を、11月23日(水・祝)9:30~14:30、小樽朝里クラッセホテル(朝里川温泉2)で実施した。テーマは「親と子で楽しく活動し、遊びの中から環境を知ろう」
小樽みなとライオンズクラブは、来年創立45周年を迎える。その記念アクティビティとして、このレクリエーションを実施した。
世界的な問題となっている環境問題を取り上げ、親子で楽しく活動する中で、「午前中は頭を使うゲーム、午後は身体を使ったゲームで、自然環境に対する理解を深めてもらいたい。そして。理解した上で自然や環境のために行動出来る大人になってもらいたい」と、宮田康路・市民レクリエーション委員長は話す。
会場には157名の親と子が集まり、おたる自然の村公社の二杉寿志・指導課主任指導員を講師に、自然の木を利用し簡単なコマの作成、指遊び「アイスブレイク」、シカの「抑制とバランス」を知る算数クイズ、動物の関係を鬼ごっこで模擬体験し、「楽しい、難しい」などと元気いっぱいに行われた。
「抑制とバランス」は、子供がシカ100頭の管理者となって、配られるカードに書いてある影響を理由に、サイコロを振って、シカの数を足したり、引いたり、割ったり、かけたりする算数問題。「う~ん難しいなぁ」などと頭を悩ませる子供たちに親も協力し、どんどん答えていった。
市内幸に住む福岡春くん(6)と朝くん(10)は「ゲーム楽しい。でもお昼ご飯はもっと楽しみ」と元気いっぱい。母親の氷見子さん(38)は「こんなゲームは家では出来ませんよね。色々なことを教わりながら遊べるので、私も楽しんでます。大人がゲームする機会なんてありませんからね」と話す。