小樽友の会 子育てママへ乳幼児講習会開催


tomonokaicook1.jpg 小樽友の会(古崎真知子総リーダー)では、乳幼児を持つ母親を対象に「子育てママ あつまれ!聞こう 話そう 楽しもう♪」と題した乳幼児講習会を、9月11日(火)・12日(水)、小樽友の家(緑町2)で行なった。2日間で59名の母親が参加した。
 同会は、昭和5年に女性初のジャーナリストで教育者の羽仁もと子氏を中心に、雑誌「婦人之友」の愛読者によって始められた団体で、全国各地にある。20代から90代の主婦が中心となり、小樽では130名の会員が、衣・食・住・環境・家計・教育についての勉強会や講習会を開催したり、奉仕活動や社会福祉団体への献金にも力を入れている。
tomonokaicook2.jpg 同講習会では、子どもの「起きる・寝る・食べる」時間を調べ、表にし、早寝早起きのリズムで、朝食・昼食・おやつ・夕食の4回食を薦める。朝食を摂ることは大切で、1日の活力の素となり、できれば、家族揃って食べるよう心がける。作り置きしておくと便利なおススメストック料理を紹介。「芋のボイル」「人参のソテー」「キャベツとツナの蒸し煮」、どれも簡単にでき、素材の味を活かしいる。また、他の料理へ応用でき、時間がある時に作っておくと便利であると説明。
 子どもに「何をどれだけ食べさせるか」については、3歳の幼児向け朝食を展示。参加者も実際に盛り付けし、内容や量を学んでいた。託児所に預けた子どもに食べさせたり、試食していた。
tomonokaicook3.jpg 幼児の食事は、子どもによって違いがあり、分量の数字にとらわれず、バランスがとれているか気をつけるようにと話し、フリートークでは、参加者がそれぞれ育児の様子や困っていることなどを話し合った。
 市内在住の9歳女児の母親は「食事の話がためになった。アレルギーもあり試行錯誤で作っている。幼児食を参考にしたい。生活も徐々に、早寝早起きのリズムにしたいと思う」と話した。
tomonokaicook4.jpg 古崎代表は「人それぞれ色々な悩みがあり、少しでも良くしたいと一生懸命に頑張り、成長に繋がることを信じ、励みにして、毎日生活していけたらと思う。失敗しても信じて頑張ってもらいたい。1人だと挫折してしまうが、諦めず、この会のことを参考に、一歩前に出られるように応援している。母親の励む姿を見て、子どもが感謝し人格を形成していくのだと思う」と話した。
 講習会は、同会乳幼児グループを毎月第3月曜日に開催している。次回は9月19日(水)9:30〜11:30、小樽友の家2階で、子どもとの毎日の生活を通した話し合いや朝食に向く簡単にできるスペイン風オムレツを実習する内容となっている。
 申込み・問合せ:0134−23−0923小樽友の会(月・水・木・金9:30〜15:00)