新鮮な海産物をテーマに開催している「祝津おさかな市」の第3弾が、祝津産のホタテをテーマに、9月1日(土)、茨木家中出張番屋(祝津3 )で開かれた。主催はNPO法人おたる祝津たなげ会。
厳しい残暑の中、10:00に開店。祝津産の身欠きにしん(ソフト)200円、8月に漁が終わった祝津産の塩ウニ600円は25個用意したが、前回の購入者が、これを目当てに今回も買い求め、即完売となった。
番屋横の特設テントでは、生ホタテ1枚100円、焼きホタテ1枚150円。焼きウニ1個300円。ワタリガニやイカ焼きも販売。ホタテ漁の漁師は「生で食べられる新鮮なホタテは、ミディアム程度に焼くのが一番うまい」と太鼓判。
札幌から来た親子連れは「にしん祭りに祝津へ来て、今回おさかな市は初めて。ホタテは生でも焼いても美味しかった。次回も機会があれば参加したい。駐車場が近くにあると良かった」と話していた。
毎回人気の浜の母さんスペシャルランチは、生ホタテ丼(大ぶりの生ホタテ貝柱5枚)にホタテフライとホタテの味噌汁の他、野菜と枝豆が付いて800円を100食用意した。11:00からの整理券配布に30分前から長蛇の列ができ、11:30には、残り5食となる人気ぶりを見せた。
たなげ会の渡部満事務局長による祝津の歴史や番屋についての解説を聞きながら、ランチを楽しむ人で溢れた。前回同様、三浦水産などの加工品も格安販売していた。
番屋入り口の小樽飯櫃では、おさかな市限定「包子(パオ)ギョウザ」8個を500円の特別価格で販売。にしんバーグは、にしん祭りで人気だった飯櫃オリジナル商品。定番のたこザンギと共に人気商品となった。
焼きホタテ担当の漁師池田昇一さんは「祝津はニシンがメインで、ホタテは副産物であったが、今回テーマとした。暑さやこの時期の他でのイベントなどで人出に影響があった。主催者側としては、もっと告知し、もっともっと多くの人に来てもらいたい」と話した。
次回はいよいよ今年度の最終回、10月6日(土)アワビ・アンコウをテーマに開催を予定。