道産こだわり商品やレトロ食品 "夏の北海道収穫祭in小樽"


shukakusai1.jpg 北海道の産品や、手に入りにくい地方の産品などを販売している11店舗が集結した「夏の北海道収穫祭in小樽」が、8月24日(金)から26日(日)の10:00〜17:00、ウイングベイ小樽(築港11)5番街1階ネイチャーチャンバー向い広場で開かれている。主催は北海道産直加工生産者協議会。
 今年は、4月・6月・7月と8月の4回目の開催。今回は、冷蔵庫の無かった昭和初期に販売されていたレトロ食品をテーマに販売している。塩分を利かせホッケやニシンを本漬にした、冷蔵庫が無い時代の保存食を再現した。本漬糠サンマは人気ですぐに完売となった。
 三升漬350円は、千歳産の南蛮(とうがらし)・生麹・醤油を同じ割合で混ぜ合わせたもの。梅干などに加工でき、保存に適した梅の醤油漬けと塩漬け。麦茶も、昔ながらの炭焼き焙煎で250円。宗谷産の海水100%の塩も販売。年配の来場者は「懐かしいね!」と買い求めていた。
shukakusai2.jpg 北海道産直加工生産者協議会・桜田義隆事務局長は、「本漬を販売し、懐かしいとの声をかけてもらった。暑さで必要な塩分を摂れるよう、あまり見かけない昔懐かしいものを販売しようと考えた。生産者自らが販売し、全ておススメ。価格も控えている」と話した。
 TVで人気の鮭ぶしも販売。菓子処まる笑(札幌)は、通常価格630円のシフォンケーキを420円で販売。赤ちゃんの離乳食にもできるほど安全性が高いという。倶知安の新じゃが1kg200円。授産施設『ふきのとう』(札幌福住)からは、利用者と一緒に作った保存料を使わず一つ一つ手造りのクッキーやケーキを販売。
 新発売寿都産のほっけの素干し140g740円は試食ができ、「売っているようで売っていない。懐かしい」と多くの主婦が立ち寄り、「美味しい」と買い求めていた。