11月30日に閉館する長橋なえぼ公園・森の自然館(幸1)で、秋の植物を使ってリースを作る「秋の自然観察教室」が、11月12日(土)10:00に開かれた。
リース作りの「秋の自然観察教室」は、森の自然館の行事の中でも一番人気という。札幌から2人の講師、桶本靖子さんと永井惇子さんを招き、子供から大人までが秋の植物に触れて、それを利用し秋を満喫しながらリースを作る。
「2時間という短い時間の中、少しでも変わった形でリースを素敵に完成させて持って帰れるように、デザインしました」と、桶本さんは参加者にモチーフを見せながら教えていた。
今回は、オオウバユリ、ミズナラノミ、クヌギノミ、オニグルミ、ストローブマツ、ハンノミ、ブナ、ブドウヅルなど9種類が用意された。用意されたブドウヅルに、乾燥した植物を針金で1本ずつまとめながらデザインし、ひとつの作品に仕上げる。
参加した滝沢愛香ちゃん(9)と佐々木秋花ちゃん(7)は、一緒に来ていた祖母から「勉強とリース作りどっちが楽しい」と聞かれ「こっち!おばあちゃんの家の玄関はリースだらけなんだよ」と満面の笑みを浮かべ、ひとつひとつ丁寧に作業していた。
長橋なえぼ公園・森の自然館(幸1)は、11月30日から3月31日まで閉館。