第46回おたる潮まつり「潮踊りおけいこ会」が、運河プラザ3番庫ギャラリー(色内2)で開かれた。初日の7月1日(日)は、一般へは非公開で、ミス潮の宇多愛純・大野紗希さんの2人が、初練習に挑んだ。
指導するのは、日本舞踊藤間流扇玉会・藤間扇玉会主。「潮ねりこみ」を盛り上げるため、毎年、おけい会が開かれ、一般市民の練習日より一足先にミス潮の2人へ特別指導が行われた。
ミス潮の2人は、午前中に浴衣の着付けの指導を受け、ピンクと紺色の浴衣姿で登場し、少し緊張した面持ちで練習に参加していた。藤間会主は「いつも拍子を心の中で唱えるように、わっしょい、ハイ、わっしょい、ハイ、1、2、3、4、5、6、ドーンドン」と掛け声をかけながら熱心に指導していた。
1時間20分の練習を終えた宇多さんは、「踊りの意味を噛み締めて踊れるように、全身で表現できるように楽しんで練習し、本番で踊れるようにしたい」。
大野さんは「波、船など由来あるものを全身で表現して踊れるように、足の上げ方が難しい」と話していた。2人は、慣れない浴衣と下駄で踊るのに苦戦している様子だった。
藤間会主は、「スムーズに練習が進んだ。聞き慣れた潮音頭の曲なので、踊りを覚えるのも早いと思う。今日は初めなので、踊りの歌の意味を説明した。潮音頭は、小樽の街にあっている、優雅で良い踊りだと思う」と話した。
「潮踊りおけいこ会」の7月3日(火)・6日(金)は、13:00から運河プラザ3番庫ギャラリーで、18日(水)19:00からは、都通り商店街ふれあいプラザ前で公開練習を行う。多くの市民や観光客の参加を呼びかけている。