小樽さくら祭り 商大応援団と翔楽舞が演舞


sakuraFs1.jpg 第8回小樽さくら祭りが、5月24日(木)・25日(金)・26日(土)の3日間の日程で始まった。
 サンモール一番街商店街会場で、17:30から、オープニングセレモニーが行われ、小樽さくら祭り・中村全博実行委員長は「ワシントンの桜祭りに参加し、祭りでの体験を聞き、この内容を持ち帰って話し合い、小樽を巻き込んだのが”さくら祭り”のスタートであった。今回も多くの市民の協力のお陰で開催できた。このさくら祭りは、小樽商科大学の頭脳とパワーと行動力をもって、斬新的なアイディアで大半が出来上がっている。3日間、素晴らしい企画の中でこの祭りができ、皆さんに楽しんでもらいたい。福島の物産展も利用してもらいたい。目には見えないけれど、絆を深めて、ひとりひとりの思いのパワーを強めていくのが祭りの主旨だと思う。日本に大変な時期が来ても、祭りがそれを乗り越えるキーワードとなると言われている。春の小樽の祭りを大事に育て頑張りたい」と挨拶した。sakuraFs3.jpg
 中松市長は「小樽では、これからお祭りが多く、招魂祭を皮切りに、沢山のお祭りを楽しんでもらいたい。商大生が実行委員に加わり、フレッシュな運営がされている。3日間、より多くの市民と観光客が会場へ来て楽しんでもらうと大変ありがたく思う。一緒に楽しみましょう」と話した。
 会場には11の出店が連なり、今年初出店の「ジェイズバー」(札幌東区)は、ミーゴレン(500円)を販売。インドネシアのピリ辛ヤキソバで、”ミー”は麺を、”ゴレン”は炒めるの意味で、ナシゴレンの麺バージョン。「ジューシーマーケット」も初出店、「小樽ビール」も参加している。
sakuraFs2.jpg 福島物産品展として、椎茸ご飯や五目ご飯の素、喜多方ラーメン、みそぱんなどが並び、極太メンマ270円と白桃果実ゼリー400円が人気。売上げの一部を被災地支援に充てることにしている。
 18:00からは、小樽商大応援団の演舞。今年の入学式から太田篤さんが新団長を務める。最初に副団長の雲龍(扇子の舞型)があり、その後、太田団長の檄文(げきぶん)が披露された。会場には大勢の人が集まり、力の入った応援団に見入っていた。太田団長は「昨年、女性団長で良い地盤が出来たと思う。それを繋げて活動していきたい」と抱負を語っていた。
 18:30から、YOSAKOIソーラン「翔楽舞」と小僧会を含む30名が、よさこいの基本的な曲となる「南中ソーラン」と「よっちょれ」を踊り、迫力ある踊りに会場を盛り上げていた。
 25日(金)は19:00から街コン「春よ恋い」。26日(土)は11:30から、130名参加のよさこいパレード。15:30に商店街すごろく、18:30の食い倒れ大会抽選会などのイベントを予定している。