秋色深まる小樽商科大学(秋山義昭学長)では、11月2日(水)「国際交流週間」のフィナーレを迎えた。
国際交流週間は、外国人留学生などと様々の交流を深めるために、10月29日から11月2日まで商大を会場に開かれていた。
最終日となった11月2日14:30~16:00、同校言語センターマルチメディアホールで、商大の留学制度の紹介や留学経験者の発表・相談などの「留学説明会」が行われた。会場には、留学に興味のある人や留学を考えている学生など約30名が集まった。
8名の学生が、それぞれの留学体験談や学校の説明などを、スクリーンを通し写真を見せながら発表を行なった。イギリスのジェフィールド大学へ留学した境千春さんは、「英語の力よりも考えることが必要だと思った。授業を受けながら、色々なことを考えていかないと置いていかれるし、面白くない。やる気があれば、1年間でも充実した留学生活を送れる。英語だけではなく、色々なことに興味を持って下さい」と、アドバイスを交えながら経験談を発表した。
国際交流週間の最後を飾る「国際交流パーティー」は、18:30から同校の大学会館1F食堂で、留学生や日本人学生、市民など約70名が集まり行われた。秋山学長の「本当に盛り上がった国際交流週間でした。今日も色々な国の人たちがいますので、市民の方々にたくさん交流をして楽しんでもらいたい」との挨拶の後、キム・ヨンキ教授の「乾杯」の一言で始まった。
会場には、ソフトドリンクやビール、お好み焼きなどがテーブルに置かれ、上手に箸を使う外国人留学生などがいた。ジェスチャーゲームやもちつきなどで、市民や小学生と留学生が一緒に交流し、国際交流は大いに盛り上がった。